人気ブログランキング | 話題のタグを見る

静岡生まれ東京下町育ちのミニシュナの日常と里帰り


by nyarcil
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと


最近相方シニアがはまっているアメリカTVドラマ、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16154728.jpg

アメリカで7年連続で視聴率ナンバーワンの超人気ドラマです。

このドラマにシーズン1から出続けているレギュラーに、ダッキーと呼ばれる年配の検死官がいます。
(写真の上中央の、眼鏡をかけた人物)
彼を初めて見たとき「あれ、前にどこかで見たような・・・」と思って、俳優名を見たらびっくり。
なんと、あのデヴィッド・マッカラム(David McCallum)でした。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16160231.jpg

その昔60年代に、アメリカTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキン役で一躍有名になったイギリス人俳優。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16225783.jpg

特に日本では「ビートルズかナポレオンソロか」と言われるくらいの人気。
サイト主がなぜ、子どもだったにもかかわらずデヴィッド・マッカラムの名前を覚えているかと言うと、少女マンガの表紙に出るくらい人気があったから。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16240110.jpg

金髪のマッシュルームカット(当時ビートルズが来日したばかり)、ベビーフェイスの甘いマスク。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16534560.jpg

w(*゚o゚*)w
こんな広告見ると、本当に老いも若きも女性はみんなデヴィッド・マッカラムに夢中になっていたのだと思います。

「海の向こうの金髪の王子様」イメージの、外人タレント第1号だったのかもしれません。
(懐かしくって、いろいろググってしまいました)

うちの相方シニアはデヴィッド・マッカラムのことを「ナポレオン・ソロ」ではなくて、映画「大脱走」で覚えていました。

「大脱走」は言わずと知れたスティーブ・マックイーン主演、1963年公開の映画界の金字塔。

この映画で今回のサイト主の注目は、丸で囲った二人の人物。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16164827.jpg
左上がデヴィッド・マッカラム、右がチャールズ・ブロンソン。

チャールズ・ブロンソンは日本では、1970年頃から男性用化粧品のTVコマーシャルで一躍有名になりました。 小学生の同級生たち、「うーん、マンダム」の物まねしていたの、思い出します。
このコマーシャルが出た後に日本で公開されたチャールズ・ブロンソン主演の映画「狼の挽歌」は大ヒット。同級生たちと映画館に見に行った記憶があります。

アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16171049.jpg


「狼の挽歌」のヒロイン役の女性、ジル・アイアランドは実はデヴィッド・マッカラムの元妻。
「大脱走」を撮影していたとき、ジルはブロンソンと恋に落ちてブロンソンの元へ走ったことは有名。
(゚д゚;)
その後死ぬまでブロンソンとオシドリ夫婦でした。

最近デヴィッド・マッカラムは、インタビューでこう言っています。
「チャールズブロンソンは僕の妻を奪った。でも彼を恨んだことはないよ」
(ブロンソン夫妻とはその後もずっと友人で居続けたそうな。ジルとの間に子供がいましたし)

ここまで書いてふと思ったこと、
すでにチャールズ・ブロンソンもジル・アイアランドも鬼籍に入り、今この二人の映像をみるとセピア色がかっているような、古いイメージ。
それに比べてデヴィッド・マッカラムは、最先端の科学技術を駆使して犯罪捜査するNCISの一員として、
IOTの時代に対応する最新の人物のイメージ。 
もう「ブロンソンに妻を寝取られた男」なんて話は50年前のこと。
今や、俳優なら誰でも出たいと思うドラマで14年間レギュラーをはっているスターとして、昔の彼を知らない若者には今の’ダッキー’のイメージしかないのだ。
これって高齢世代の、ひとつの勝ち組ではないかしらん。

より長く生き、若さを保ち、常にブランドニューの俳優でいること。


アメリカTVドラマ『NCIS』と、デヴィッド・マッカラムのこと_d0255522_16172612.jpg


デヴィッド・マッカラムは2016年に初の小説を出版。80過ぎての新境地。
(・_・;)
写真は自分のFacebookにアップした、自著のためサイン中のもの。

高齢化社会を迎えた今、「デヴィッド・マッカラム」というブランドはその世代のひとつの理想なのですね。



Commented by nekotama at 2017-02-05 09:09 x
いやー、懐かしい。デヴィッド・マッカラム。
当時は金髪の甘いマスク、今は渋い男前。
断然今の方が素敵!
というのも、私は男は中年過ぎないと素敵ではないという独断と偏見の持ち主だからかもしれないけれど。
チャールズ・ブロンソンと奥さんの争奪戦があったのですか。今ならブロンソンに負けなかったかもね・・・なんて余計なお世話。
写真で見る限り、ほとんど老いていないですね。
Commented by nyarcil at 2017-02-05 11:50
nekotama様、
ね、懐かしいでしょう! 
奥さんの話で有名なのは、チャールズブロンソンが大脱走の撮影時すでに「俺はお前の嫁と結婚する」と宣言した、ということ。 すでにブロンソンの方が、俳優として格上でした。
NCISのダッキー役で感心するのは、難解な医学用語ばかりのセリフをよどみなく話すこと。覚えられるだけで凄い。
年とっても、もう「枯淡の境地」なんて言ってられない時代なんですね。
あー、それにしてもまだまだ先が長いなぁ。 ´´(;´ρ`A)ハア
Commented by inumochi at 2017-02-05 12:26
今は見られなくなってしまったのですが、私もこの番組大好きですよ。登場人物のそれぞれのキャラクターが面白いですよね。でもって、デビッドが出ているのにももちろん気づいて、意外とまだまだ若くてびっくりしました。ナポレオン・ソロのころは、ロバート・ヴォーンの方が好きでしたが。そういえば、彼はどうしたのかしら?と思ったら、昨年亡くなっていました。合掌。
Commented by nyarcil at 2017-02-05 13:47
inumochi様
ロバートヴォーンも最近までドラマ「華麗なるペテン師たち」で活躍していたそうですね。DVD探してみようと思います。
NCISには他にも、ロバートワグナー(昔「スパイのライセンス」で日本で人気)がたまに出てきて、彼も歩き方がさっそうとしていて、今もセクシー。マッカラムと一緒に映るシーンがあって、まわりの若手俳優が皆一歩ひいてリスペクトしている感じでしたよ。 
美老人、恐るべし。
Commented by marucox0326 at 2017-02-10 00:37
こんばんわ。
このドラマは残念ながら見ておりませんが
デヴィッド・マッカラム健在、嬉しいですね。
彼は本国イギリスより、日本での人気が高かったんじゃないかな?
記事中のどれも、そうそうと頷きながら拝見しましたヨ^^
海外では往年のスターがTVドラマで活躍しているのは
よくありますよね。ロバート・カーライルとか・・・。

ナポレオン・ソロ・・・・
小学生でしたが欠かさず見ていましたヨ。
もちろんイリヤのファンでした。
野沢那智さんの甘い声も風貌に合ってたし。
そうそうuncleっておじさんって意味なんだって
小学校で話題になったりね。
10代のころは金髪優さ男系が好みでした^^

「大脱走」はTVの洋画劇場も合わせたら10回は見ていますね、
当初はS・マックイーン目当てでしたけど
後年、ジェームズ・ガーナーが一番好きな登場人物になりました。
ブロンソンって下積みが長くてこの映画でスターダムに
と思っていましたが・・・・。
いまだにあのCM覚えてますもんね。
Commented by nyarcil at 2017-02-11 23:46
marucox様
ありがとうございます。旅行先からのレスで遅くなってすみません。
ね、懐かしいですよね。マンダムのCMのマネ、みんなやってましたよね。
いい年のとり方している人が最後は笑うんだなぁと思いました。いい笑顔を見せて。まだまだ頑張らなくっちゃ。
名前
URL
削除用パスワード
by nyarcil | 2017-02-04 16:46 | 海外の話 Intercultural | Comments(6)