4月最初の日曜日、池袋西口公園に、第5回台日文化交流を見に行ってきました。
2012年に、日本にいる台湾の人たちが集まって東日本大震災復興支援のイベントとして第一回目を開催し、今年で5回目。
今回も売上の一部は、東日本大震災復興支援のために寄付されます。
5回目になるともうすっかり根付いて、日本各地でお店をだしてい台湾の人たちが年に一回集まる交流の場になっているみたい。
日本在住の台湾出身の人たちや日本人の他、台湾本国からパフォーマンスを披露しにくる人たちもいて、和気藹々とした雰囲気。
お客さんを出迎える台湾版一休さんたち。日本人のお客さんも常連組が増えて、毎年このイベントを楽しみにやってくる人たちで、けっこう混み合っていました。 サイト主もこのイベントに来るの、今年で3回目です。
台湾料理の屋台がいろいろ。チマキ、餃子、酸辣粉、ワンタン、油條、包子、タピオカミルクティー、などなど。
やっぱり花より団子ですよね。
舞台の演目もいろいろ。中国の剣を使っての演舞やら、子どもたちの獅子舞もあります。
フルート独奏を聴いた後、台湾から来た歌手が中国語と日本語で交互に歌う『夜来香(イエライシャン)』に『グッバイマイラブ』。
演奏も歌も、誰もが知っているメロディばかりで、ついしんみりと聴き入ってしまいました。
そろそろ腰をあげようかと思ったとき、ふと誰かが自分の肩に手を置いた感触がありました。
まるで「もうちょっと聴いていよう」と言っているかのように。
実はサイト主の母、先週逝きました。 桜が咲き始めたばかりのときに。
すでに亡くなっていた父は戦前の台湾で育った人で、きっと台湾が懐かしく、母と一緒に聴きにきたのではないかと思われます。
子どもたちの唄う『花は咲く』の合唱を聴いて、やっと席を立ちました。
お母さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとう。