今まではここについてブログに書くのは遠慮していましたが、今回は書かせていただくことにしました。
初めてここに来たとき、思わず「生まれ変わったら、このお宿の飼い猫になりたい」とつぶやいたサイト主でした。(^ ^;)
最初に行ったとき、出てきた伊勢海老のお造りが突然「クゥーン」と鳴いて、相方シニアが思わず後ろに飛びのいたという(笑)、そのくらい新鮮。
今回も伊勢海老のお造りは、鳴きはしないものの触覚はピクピク動いてました。
御前崎はサーフィンで有名。その昔ウィンドサーフィンのワールドカップも開かれたくらい。
サーフィンをやっている浜辺からすぐのところにある、新鮮な磯料理で有名な旅館です。
以前に親をここに連れてこようと思って、食事だけでお願いしようとしたら、「お食事は4名様から」とのことでした。そういうわけもあって、県内の人でも泊りがけで来るお宿です。
(御前崎は台風の時よく波の荒い海の画像で出てきます、あそこです)
今回も伊勢海老コースで、宿泊代は二食付で一人、1万4千円(税別)。
夜、「夕食の準備ができました」と電話を受けて部屋に入ると、食卓はこの状態。伊勢海老のテルミドールもあります。伊勢海老のお造りは後から、捌きたてでぴくぴくしている状態で出てきます。(最初の写真)
お刺身の船盛りには、大トロ、中トロ、赤味、鯛、さざえ、トコブシ、甘海老など。大トロと甘海老が甘くて美味でした。
すぐ後に出てきた金目鯛の煮つけ。これがすごく美味しくて「めざせ猫またぎ」とばかりに、身を細かいところまでいただきました。
エビの揚げ物。
蟹足も肉厚でジューシー。
エビ焼売とお魚の蒸し物。焼売一個食べてしまった後の写真です。
サービスで、今日獲れた生のシラスも出してくれました。もうお腹いっぱいです。他に、鰻を乗せたお蕎麦、フルーツ、ご飯にお吸い物。(く、くるしい!)
宿としてはどうかというと、泊まったお部屋はごく普通の清潔で広い和室で、特に特徴のないお部屋です。(まあ、あまりお部屋とか期待しないで)食事が終わって部屋に帰ると、お布団が敷かれてます。
お風呂は温泉ではない泡風呂ですが、心地よいお風呂です。
朝食はこんな感じ。
食材の一つ一つが美味しくて(朝からカニ爪)、全部いただきました。
湯豆腐と、かまシラス。
お味噌汁には、昨夜の伊勢海老の頭が使われていて、よく出汁がでていました。(これがあるから伊勢海老コースを選んでしまいます)どうせならもっと大きなお椀で出してくれたら、もっと豪華感がでるのに。
伊勢海老コースの他に、これに鮑をつけたコース(大きな鮑が鉄板の上で動いてました)、冬にはクエのコースもあります。
夜も朝も満腹で、帰りはドライブして御前崎なぶら市場や桜が池に寄ってから帰るのがいつものパターン。
クルマでドライブがてら、めったに食べられない新鮮な魚介をこれでもかと食べて、幸せな休日でした。(ジュニアは、今回お泊りのトリミングでした)